
ここのところ、世界中でゴルファーの低年齢化が進んでいます。
数年前に15才でプロ競技に優勝した遼クンはもちろんのこと、昨年は19才のアマチュア、松山英樹選手が日本男子ゴルフツアーの三井住友VISA太平洋マスターズに優勝、アメリカでは16才のレクシイ・トンプソンが欧米両女子ツアーで史上最年少優勝記録を樹立して話題になりました。昨年、オーストラレイジアPGAツアーでも、18才のアマチュア、ジェイク・ヒギンボトムが全豪オープンやNSWオープン、ニュージーランドオープン等のプロ競技で上位になるなど、オーストラリアのゴルフ界を賑わせました。
そしてオーストラリアのジュニアゴルファーたちのレベルも目を見張るものがあります。
昨年からオーストラリアではジュニアの試合の出場年齢が引き下げられ、18才の誕生日以後はジュニアの試合には参加出来なくなりました。それにより、ジェイク・ヒギンボトムら、トップジュニアたちがいなくなりました。
にも関わらずジュニアのスコアは、アンダーでプレーをしなければ優勝できないことが多々あります。さらにオーストラリアのハンディキャップのシステムは、数年前に改訂があり、世界でもかなり厳しいハンディキャップのシステムとなったばかり。なのに現在ではプラスハンディのジュニアゴルファーが大勢いる状態です。
少し前までは、スクラッチハンデ(ハンデ0)だと、数少ないトップアマチュアとして崇められていましたが、そのような時代は終わってしまったようです。
新年早々開催されたオーストラリアのメジャージュニアトーナメントである「ハービーノーマンジュニアウィーク」では、14才以下の部の試合でさえも、男子も女子もアンダーパーのプレーが続出しました。そして、15才以上の部では、なんと優勝スコアは、4日間の通算11アンダー。14才以下の部は多少コースが短めに設定してありますが、15才以上の部の男子はフルバックからのラウンドです。
そんな驚異的なスコアを出して優勝したのは、このコラムにも登場する私の生徒で、シドニー在住のジュニアゴルファーである加藤陸大君(17才、ハンデ・プラス3)です。
加藤君は、昨年のスリクソンインターナショナルでも、2日目に8アンダーを出して、4日間通算11アンダーで優勝しています。
特に、加藤君の昨年の活躍は素晴らしく、全豪高等学校ゴルフ選手権にて2年連続優勝、スリクソンインターナショナルジュニアの優勝などによって、全豪男子ジュニアランキング1位、NSW州ジュニアランキング1位に輝きました。
そして、それらの功績からNSW州高等学校スポーツ連盟より、Val Lembit Memorial Awardという今年のベストパフォーマンスが認められ、総合的に活躍した高校生男子に与えられる最高の賞を受賞しました。トロフィーには1997年と1998年に同賞を受賞した水泳選手のイアン・ソープの名前が刻まれています。
お父様の影響で8才からゴルフを始めた加藤君ですが、いよいよ今年は18才になる年齢です。これからは、オーストラリアと日本の両国で、加藤君の活躍が見れるかもしれません?! お楽しみに。
それでは、GOOD GOLFING!
1. 父子鷹?! 父、大介さんと。
2. 新年早々11アンダーで優勝! 女子の部優勝のヨーン選手と。
3. アーロンバデリーインターナショナルジュニア選手権では2位タイになった加藤君。
4. 全豪男子ジュニアランキングナンバーワンのメダルを持ってにっこりの加藤君。
安田 朱里(やすだ しゅり) www.shuriscountryclub.com
オーストラリア女子プロゴルフ協会 会員/しゅりズゴルフスクール主宰/オーストラリアゴルフ蒐集家協会 会員/オーストラリア ゴルフジャーナリスト協会 会員 オーストラリア、シドニー在住。 1987年渡豪、シドニーでアマチュアとして活躍後、96年プロ転向。
日本人では、最初の豪政府公認ゴルフコーチの資格保持者として、国籍に関係なく、老若男女のゴルファーの指導などシドニーを中心にプロゴルファーとして活動中。 また、日本とシドニーの新聞、ゴルフ雑誌に連載を掲載する他、インターネット上でもコラムニスト、特約記者として活躍中。 本業はゴルフだが、エコライフ向上に興味を持つ動物愛好家でもある。 動物虐待問題、ペットロス問題等にも取り組んでいる菜食主義者。
このブログ記事を参照しているブログ一覧: 2011年度の全豪男子ジュニアランキング1位! 加藤陸大君(17才)
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