
塩原潤一(しおばら じゅんいち) 1969年 東京生まれ
クラブ・ボール商品企画部 ボール企画ユニット 課長
1992年にブリヂストンスポーツ株式会社に入社後、 テニス販売やシューズ商品企画、広告・宣伝などを経て、現在ゴルフボール商品企画を担当。
ボールの進化をより追及したV10が目指す性能は「飛んで、止まる」。
止まる強弾道を体感して下さい。
ゴルフボールの歴史はブリヂストンなしでは語れない。1977年、ブリヂストンは「ADレクスター」を発売した。それまで、ボールのブランドロゴの部分にはディンプルがなかったが、技術革新によりブランドロゴ下にもディンプルがある世界初のオールディンプルボールとして発売された「ADレクスター」は、瞬く間に人気ボールとなった。
それから20年後、ボールを成型する際にできるシームライン(ボールのつなぎ目)をなくしたボールをまたしてもブリヂストンが開発した。それが世界初ディンプルプラス「ツアーステージMF452」である。これによりディンプルが正円のボールに均一に配列されることができ、正確性・直進性が一段と向上したのだ。
そんなブリヂストンのボール開発の中で、第三の波と位置付けたボールが、2代目(前作2008年)「V10」だった。ディンプル占有率を向上させた「WEBディンプル」の登場で、ディンプルの歴史は飛躍的に進んだ。
3月12日に発売される3代目「ツアーステージ ニュー V10(ブイテン)」は、前作以上の「飛び」が期待できる。また「V10」シリーズの特徴でもある「止まる」というスピン性能も前作を上回る進化を遂げたと言えるだろう。
それを可能にしたのが、どの時代でもブリヂストンがこだわり続けている「ディンプル」である。前作で採用した「WEBディンプル」をさらに進化させた「高速WEBディンプル」は、空気抵抗をより少なくするように、ディンプルをより滑らかにさせることに成功した。これにより打ち出しスピードの維持と揚力の維持を限りなく高めることができたのだ。
また「内柔外剛」。その言葉通り、ボールコア(内)を柔らかく、インナーカバー(外)となる素材を硬くしたことで、よりドライバーショット時の低スピン化、要するに飛ばすための要素である反発性能とねじり剛性を高めた。さらにウレタンをブレンドした「ソフトウレタンブレンドカバー」の採用で、アウターカバーを前作よりソフトにし、アプローチ時のスピン性能を向上させ、ソフトなタッチが実現できるように仕上がっている。
また最近、プロトーナメントに於いてもカラーボールの使用率が増えている。P・クリーマーが、ピンクを好むように、自分に合ったイメージカラーが、プレーに及ぼす影響も大きいとされているのだ。視認性だけでなく、色彩によって人間の心理状態に与える影響というものは、想像以上に大きいとされている。快適にプレーする意味でも、自分に合ったカラーでプレーしてみてはいかがだろうか。


インパクト中の同タイミングでバックスピン方向にかかる力の大きさを示すイメージ図
前作「HR-Driveカバー」をさらに進化させたインナーカバー「HR-Drive Neo」により反発性能とねじり剛性がパワーアップ。インパクト時のエネルギーを効率的に伝えると同時に、コアのひずみを抑え、フルショット時のバックスピン量を抑制し、さらなる飛びが期待できる。

前作の「WEBディンプル」を改良し、ディンプルをさらに滑らかにしたことで誕生した「高速WEBディンプル」は、空気抵抗を減らし、より長く打ち出しスピードを維持することで、打球がより鋭く、強くなった。またアウターカバーには「ソフトウレタンブレンドカバー」を採用し、高いアプローチスピン性能も兼ね備えたことで、V10が目指す「飛んで止まる」ボールが誕生した。
New V10 対当社従来品 弾道イメージ比較

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