女子プロゴルフツアー、第21戦ニトリレディスは、プロ21年目の鬼沢信子がプレーオフの末、金ナリ(韓国)を破りツアー史上最も遅い463試合目で悲願の初優勝を遂げた。感動的な勝利で幕を閉じた今大会期間中、非常に珍しい出来事が発生した。

原江里菜(22)とウェイ・ユンジェ(台湾)が、17番での誤球に気づかず18番の第1打を打ち、2人とも失格となったのだ。
詳細は、原とウェイが17番第2打地点で誤球。両者とも気付かず、18番の第1打を打った時点で、不審に思っ た原が競技委員に伝え、ウェイが打ったボールが原のものと確認され、ゴルフ規則15条3項「次のテーィグラウンドからストロークする前に訂正しなければ失格」が 適用されたものだ。
この日は2人とも同銘柄のボールで、ウェイが「1」、原が「2」の番号を使用。まず、原が「いつもウェイさんの方が飛んでいたので」と、17番の第2打で手前に あったボールを確認しないまま先に打った。
ウェイも「自分のボールだと思った」と、原のボールを打った。ともにグリーンを外したが、2人とも第3打でチップイン・バー ディー。ボールをふくなど確認する機会がなく、そのまま18番のティーグランドへ。ウェイは何の疑いもなく先に打ち、原は「自分のネームがなく『いつボールを替えたんだろう』 と思いながら新しいボールを打った」という。
誤球は、された相手が気づいたり、グリーンに乗ってボールを拭くときに分かるのが普通だ。両者ともに思い込みで大きな代償を払うこととなった。原は「まったく確認せず、私が先に打ってウェイ選手に迷惑をかけてしまった」と、試合の後、涙を流した。非常に珍しいケースで、ある競技委員によれば、「誤球 失格、しかも2人同時は過去にないのでは・・・。」と話した。
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